‘種’ カテゴリーのアーカイブ

ポストハーベスト農薬

2009年9月16日 水曜日

畑も秋、冬野菜に衣替えしようとしている今日この頃ですが、

秋と言えば食欲の秋!

ファーマン宅はなぜか酒の肴のようなおかずが多いな~ :lol:

さて、美味しい肴を作ってもらえる様に、畑仕事がんばりますか!

一汗流したその後は・・・ビール!      こればっかり!!!

で、ポストハーベスト農薬のお話です。

ちょっと可愛いこのネーミング、なんの事やらって方も多いと思います。

 

簡単に書くと、通常農薬は栽培期間中に防虫、殺虫の為に使用されます。

で、このポストハーベスト農薬。

ポストは(その後)、ハーベストは(収穫)です。

つまり、収穫の後に作物にかけられる農薬です。

主に防腐、防カビ、防虫の為にかけられ、栽培中の農薬とは

種類が一緒でも意味合いが違います。

 

これがまた、ひどい!腐らせない、カビ生やさない、虫湧かない為に

バンバンかけられている作物もあります。

日本では基本禁止ですが、一部、消毒剤は認められています。

 

何で必要か?答えは簡単。  輸出後、作物が綺麗なままでいて欲しいから。

 

そして、それらを加工した食品まで考えると、表示義務がある農薬まで

うやむやになってしまうのです。

もちろん検閲でひっかかれば良いのですが、

加工品までは無理ですわな。

 

防腐剤や防カビ剤は「食品添加物」としての使用が許可されている

ものもありますが、「食品添加物」というよりは所詮「農薬」です。

しかも防腐剤はかなり強い状態でかけられている事が多いと聞きます。

 

具体的な農薬の種類はここでは書きませんが、

調べてみると、かなり怖くなります :twisted:

 

そして、輸送中などでの虫による作物の被害を防ぐ為の

殺虫剤は「食品添加物」とはみなされないという事実もあります。

防腐や防カビが目的ではないので、食品衛生法上の「保存」に

はまらないという見解。

つまり、食品添加物に認定されている以外のポスストハーベスト農薬は、

輸入される食品に使われていても表示義務が無いのです。

あなたはこれでも輸入品を食べますか・・・ :cool:

本当に安心な食べ物は自分で作るしか無いのかね~↓

本当に安心な食べ物は自分で作るしか無いのかね~↓

ターミネーター! 種の話 その2

2009年9月15日 火曜日
健全な圃場ではカブトムシも採れます?!

健全な圃場ではカブトムシも採れます?!

もし、農薬漬けの野菜しか食べられなくなったどうしましょうか?

ゆっくりと、しかし、確実に臓器に溜まっていく農薬。

F1の種のお話の続きです。

固定種を育てて採種している畑では、F1種の花粉が受粉することで、

その畑の固定種はもうおしまいになるのです。

F1の花粉を受粉した事など分からないので、

もし仮にその作物を抽苔させて種を採り、

翌年、その種を蒔き、出来た作物は・・・。お~怖い怖い!

そして最終兵器!

ターミネーター種子というのがあります。(ダダンダンダダン!(映画風))

これは遺伝子操作により、播種した作物の種子が

とれてもF2では形の悪い作物・・・・ では無く、

播種しても芽が出無い!作物自体が出来ない!種も採れない!

そんな情報が組み込まれている遺伝子操作された種子なのです。

もし知らないで使った場合、その遺伝子を持った花粉が、

そんな事も知らないハチさんが、お隣の畑におじゃまして・・・。

すべての作物が出来なくなる・・・・。

そんな恐ろしい事も考えられるのです。

その前に、そんな情報を持った作物って食べたいか・・・・?

種の世界は刻一刻とその道を進もうとしています。

1号の畑では固定種(在来種)の種しか蒔きません。

と、言いつつ今回の果菜類は育苗する時間が無かったので、

F1種の苗を 買って来ましたが・・・。なので抽苔させる事無く全部食べます!

在来種には野菜独特の風味があります。

食べにくい場合もありますが、それが野菜の味で、

1号はそこに魅力を感じます。

あと、肥料も基本与えない無肥料栽培なので、F1では育ちにくいのです。

自然交配しにくい種は自分で採りますが、小さい圃場では周りの環境で

交配する場合が多いので、特にアブラナ科など、自然交配しやすい野菜は、

採種はあきらめ、毎年在来種、固定種を売っている種屋さんで購入しています。

次回怖いついでに農薬のお話、「ポストハーベスト農薬」です。

なんかネーミングは可愛いのだけどね :mrgreen:

てんとう虫もアブラムシを食べてくれるので、                  畑の強い味方です。農薬は撒けません。               

てんとう虫もアブラムシを食べてくれるので、                  畑の強い味方です。農薬は撒けません。               

F1 種の話 その1

2009年9月11日 金曜日
右は播種前の健全な大豆                左は残念ながら土の中で腐ってしまった種           (雨が多いとこうなります)

右は播種前の健全な大豆                    左は残念ながら土の中で腐ってしまった種                (雨が多いとこうなります)

ちゃらら らららら ちゃらら らら

じゃじゃん!  じゃじゃん!じゃじゃん!じゃじゃん↑!

車ではございません。 種の話です。

固定種、在来種、F1種など、種にも色々あります。

F1とはFilial1(フィリアル・ワン)の略です。

the first filial generation が正式かな?ともかく、雑種1代目の種です。

フォーミュラー1ではありません。

ちなみに鶏でも豚でも虫でも、交配種はいます。

バークシャーと黒豚のF1豚とか。

その場合もF1と言いますが、種の世界も同じF1です。

種の場合、問題が大きいのです。 ってか、何が問題?

という事を簡単に書きます。

ご存知の通り、交配した犬や、鶏など、人間の都合の良い体格や

姿にする為に人工的に交配する事で、作り出しています。

種も同じ、形の良く、育つ速度が早いなど、

これまた作物を出荷する側の都合で野菜が作れる種を欲しがります。

F1種は雑種強勢の法則により、1代目は親株の強い優性遺伝子が出ます。

つまり、母親は形が良く、父親は寒さに強い品種などは、

その両方を兼ね備えた種「形が良くて寒さに強い」(子供)が出来る訳です。

劣勢が出ない事で、表面的には「良い野菜」が出来ます。

なぜ「表面的に良い野菜」なのでしょうか?

交配された種は2代目(F2)に劣勢の遺伝子が出やすくなります。

F1種を抽苔(葱で言うとネギ坊主の状態)させ、

種を採って播種するとそのような野菜が出来ます。

それは食べられない野菜では無いのですが、大体形が悪くなります。

野菜を出荷している農家としてみれば、形が悪い野菜は売れません。

では、どうするか。

形がほぼ約束されている野菜を育てて出荷したい訳です。

F1種を毎回買うのです。

F1種作る場合、昔の交配種の作り方は、今とではまったく違います。

昔のイメージだと、雌花に違う交配したい雄花の花粉を綿みたいので、

ちょんちょんしているイメージがありますが、そんな生易しいものではありません。

バイオテクノロジーっすよ。時代は。

細胞同士を無理やりつけてしまったり、野菜を一酸化炭素中毒にして

無理やり種を採ったり、放射線を浴びさせる方法もあります!怖い~ :twisted:

良く耳にするGM作物(遺伝子組み換え作物)という言葉があります。

大豆、トウモロコシ、菜種などが有名ですが、遺伝子の組み換えられた作物を

食べ続けるとどうなるか?

その本当の答えは時間が経たなければ分からないはずなのに、

ここまではOKと、現に出荷されている訳です。

F1種も同じ領域に入りつつあります。

更に、肥料や農薬がなければ育たないひ弱な種子も作る事が出来るのだそうです。

とりあえず今日はこの辺で。次回驚愕の事実が!!!! :cool: